【電車で観られる】就活生には必ず響く!!YouTubeで観られる短編アニメ3選!【笑うor苦しむ】
皆さん、お世話になっております!
内定なし夫です!
今回の記事ではみなさんに
無料で、それも5~10分で観られる
Youtubeにある短編アニメ
を3作品ご紹介したいと思います!
就活生や学生や社会人1年目
には特におススメな記事になってます!
(勿論それ以外の人にも刺さる!!)
テレビのアニメじゃ得られない感覚、
味わってみませんか?
『就活狂想曲』
作品情報
監督: 吉田まほ
動画時間:7:27
概要(Youtubeより引用)
――ごく普通の大学生として何となく過ごしてきた主人公。ところが近頃友人たちの様子がおかしい。聞けば、彼らは噂の"就活"に躍起になっているらしい。それが一体どのようなものなのか見極められぬまま、主人公もまた「ニッポン式就活」の渦中へと引きずり込まれて行く。――
文化庁メディア芸術祭(2012年)に審査委員会推薦作品として参加
審査委員会推薦作品には『虹色ほたる』『坂道のアポロン』などの商業作品も並びました
おすすめポイント
就職活動はこんなに怖い!!
・チャラチャラしてた同期は黒髪スーツに変身
・就活生の塊の一部になっていざ活動
・選考の場での異常な圧力
・携帯が気になって仕方ない
・就活を終えて遊びに行く連中への嫉妬
音楽や映像のつくりから
はじめて観るとめちゃめちゃ怖い作品だと感じます。
ですが、視点を変えてみたり
細かいところを観てみると
・いまの日本の早期離職率高いように大体の人間上手くいってないから
・誇張など記号的になった就活生
・オチ
など
就活生あるあるをシニカルでコミカルに描いた作品
になっています。
なし夫的には序盤の
電車内でリクスー着てる人の手帳のなか気になるところなんか
「わかるー」ってなりました。
音楽や演出から「就活こえぇー」とか思いつつ
なんとなく励まされる。
就活生、就活を控えた学生、就活を終えた学生
みんなにおすすめな作品です!
『残念!就職面接』
作品概要
Director:森りょういち
動画時間:5:00
「Peeping Life」の作品群のひとつ『Peeping Life 残念!就職面接』
就活生の女の子がある企業の面接に挑む
いそうな就活生に、いそうな面接官
「ありそうな面接」がここにあります
おすすめポイント
リアルで酷い、「あるなぁ……」な面接を
自分の就職活動と比較してみるべし!!
このアニメを観て
「この女の子は採用だな」と思う人は少ないでしょう。
でもそれが笑えないくらいにこの面接はあるあるです。
なんでもかんでも上からつっかかってきて
しかも語気が強い面接官。
現実にもいるんだ、こんな面接官。わかる。
もう一人の人事っぽい人が妙に冷静で慣れてるのもまたリアル。
態度もそうですけど、面接の最中には
内定なし夫が40回くらい聞いたような質問ややり取りがあって
とても共感しました!
就活生の女の子も
どぎまぎ&おそるおそるな話
不意をついた質問に無理をして良いこと言おうとする
なし夫のような面接でちょっと悲しくなりました。
「いまの質問、普通の準備をしておけばこたえられたよ!」
それはあの日の内定なし夫にも言ってやりたいことばです。
「なんだこの面接官!」
と
「なんだこの就活生!」
面接官に苛々したり、自分の面接を思い出して気持ち悪くなったり
観たら自分の就活を見返すこと間違いなしなので
是非お楽しみください
『強迫的な秩序についてのカエル』
強迫的な秩序についてのカエル(永迫 志乃)/ anti-chaos (Shiho NAGASAKO)
作品情報
監督:永迫志乃
動画時間:4:05
概要(YouTubeより引用)
――仲間のカエル達を整列させることに執着する一匹のカエルの話。 社会を構成する要素のひとつである「整列する、させられる」という関係性に注目し、その中で予定外の出来事が起きた場合の混乱、収束を描いた。――
監督の永迫志乃さんはアニメーション作家として活動しており
アニメ・パレット(2016年にはじまった短編アニメの上映会)にも参加なさってます。
今年には「映像作家100人2020」に掲載された作家さんです。
台詞も無くキャラの造形が多様なわけでもありませんが
個性や表情が豊かなカエルたちが可愛くコミカルに風刺を描いています
おすすめポイント
個人的にとても好きな作品です
後に発表された作品で、同じくカエルが登場する作品『froggy』(2015)
病院から病院にかけて秩序だって並んだ列を
生物の一生(人生)に例えた様子
は紹介した『強迫的な秩序についてのカエル』
に通じるものがあることが見て取れます。
この1、2作品から僕らが感じるべきことは
アニメ・パレットの永迫志乃の紹介ページに記載されている内容が引用できるでしょう。
_ルールは守ってもいいし、守らなくてもいい_
_現代に住む日本人の99%が病院で生まれ、
80%病院で亡くなる。
「人間はどこから来てどこへ行くのか」といえば、
ほとんどの人は「病院から来て、病院へ行く」のである_
就活マナーもそうですが、
そもそもが「大学卒業、就職」のような
秩序だてられた社会を歩む僕らは人生を見つめ返さなければならない
そんな視点で見てみると面白いんじゃないでしょうか?
就活や人の生き方に当てはめてみると
大変面白い作品になっています!
『froggy』もいい作品ですのでよろしければ合わせてどうぞ。
(Youtubeに動画がなかったため割愛)
まとめ
今回紹介したアニメは3本
今回の記事では以下の3本を紹介しました
『就活狂想曲』
『残念!就職面接』
『強迫的な秩序についてのカエル』
どれも短い時間
それもYoutubeで観られるので
電車内やちょっと時間の空いたときに是非観てください!
アニメっていろんな見方ができますね
今回は短編アニメーション作品を紹介しましたが
うち2本は明らかに「就職活動」を題材にした作品です。
それに加えて『強迫的な~』は
現代の生き方について考えさせられます。
もちろんアニメというのはエンターテインメントですから
「おもしろい/つまらない」の楽しみ方でいいんです。
しかし
就活なんていうファンタジーでもなんでもないアニメや
私達にちくりとささるようなアニメまで
色々なアニメがありますので
作品を観たあとで「自分はどうかな」
なんて考えてみると面白いかもしれませんね
以上、内定なし夫でした!