ばあちゃる氏「モンペ」発言からVtuberを文化的に考える。
はじめに
この記事は僕の独断と偏見によるVtuber理論に基づき
「勝手に期待して勝手に失望した」
というだけの記事なので、そこだけお願いします。
というわけで初の趣味記事、
いってみよー！
炎上(？)の発端
ばあちゃる氏は初男性Vtuber(バーチャルYoutuberの略)を自称しており、現在では電脳少女シロも所属するVtuberプロダクション「.LIVE」に在籍している。
「.LIVE」発である12人のVtuberグループ「アイドル部」はCDデビュー、ライブ活動やTV番組の出演など活躍は多岐にわたる。
活動の一環で外部とのコラボなども増えるなか、今回のことが起きた。
.LIVEではないがVtuber文化の先駆的かつ中心的な存在である「にじさんじ」グループに所属する「神楽めあ」の配信活動内での話題である。
おそらく最も原因となった発言は、
アイドル部の子はかわいい。
でもアイドル部のファンはきもい。
という部分だろう。
コラボを控えておきながら相手のファンを貶める発言だとは思うが、
神楽めあファンや他のVtuberファンからは
賛同の声、めあ自身を心配する声が多くあがった。
それにアイドル部ファンは怒りをあらわにさせる(当然かとは思う)。
その事態に対してばあちゃる氏が自身の配信内で発言したのが
件の「モンペ」発言だ。
ガリベンガーや聖誕祭についてもそうだが、
もし仮に推している子の為に発言している
と思っているなら間違いだ。
「あの子とは遊ぶな」なんていうのは
モンスターペアレンツのようでビックリする。
表立って(アイドル部の配信など)言わず、
運営側への連絡手段で送ってほしい。
なにがあっても悪いのはばあちゃるのせい。
この「モンスターペアレンツ」からモンペ発言と呼ばれます。
発言外にも問題あり？
このばあちゃる氏の打った発言の外にも思うところがある。
アイドル部のもこ田めめめによるソロライブの発表直後だったり、
「.LIVE week」という謳いがゲストのほうが多かったり、
アイドル部内でのコラボが少ない現状があったり、
まあそれらはあくまで発言外なので触れません。
ここらに炎上の原因があったのも確かにあるでしょう。
発言に思うところ
はっきり言って僕は
別に間違ったことは言っていない
と感じます。
ばあちゃる氏の言うように「行き過ぎたファン」というのはちょっとと思いますし、
神楽めあの「アイドル部のファンはきもい」といったところも、
そういった考えの者がいて当然だと思います。
だって彼女たちはキャラクターじゃなくて人間だしね。
さて、ならばなぜ炎上したのか？を考えてみないといけません。
私が思うのは
全員の認識が甘かった。
ことです。
要因は全員の認識の甘さ？
僕が感じたのはばあちゃる氏だけでなく、神楽めあや
発言を受け取る視聴者も認識が甘かったということです。
アイドル部の魅力はどこにあったのか？
アイドル部には他のVtuberと異なった特徴があります。
それは「箱推し」力
アイドル部というのはこれまで外部とのコラボ配信なども少なく、
アイドル部の配信リレーやアイドル部による動画(逃走中)など
これまでアイドル部内でコンテンツ力を強めてきました。
そして生まれたのが独自の「キャラクター性」です。
アイドル性といっていいかもしれません。
アイドル部はアイドル部として活動できるシーンで接してきました。
ファンはそのアイドル性を消費してきたのです。
ばあちゃる氏の目算の甘さは
アイドル部がただ大きくなってきたものと考えてきたことでしょう。
神楽めあさんはファンの消費活動の特徴を指摘したに過ぎませんが、
問題だったのは神楽めあと各視聴者に共通していた認識が
ゼロ年代の「ヲタク」像を指して発言している
ということです。
(ゼロ年代のヲタクは典型的なヲタクのイメージ、ステレオタイプのもの
一般じゃなく、気持ち悪いものとして捉えられていたヲタクですね)
勘違いしてはいけない「この世は全員きもい」
とはいえ神楽めあさんの発言はやや間違った指摘だともいえます。
だって人って全員きもいじゃん？
神楽めあからすればアイドル部のファンはきもい、
他から見れば神楽めあファンもきもい、
この記事を書いている僕もきもい、
自分はきもくない。
という認識は誰しも持っているとは思います
しかし、それに無自覚でいるのは
いかがなものかなと思います。
アイドル部ファンはばあちゃる氏の発言を喜ぶべき
今回の事例は地下アイドルがメジャーデビューしたことに似ていると思います。
ファンの活動が「アイドル部」を大きくし
晴れてメジャーデビューすることになった
当然露出やコラボも増えていきます。しかたない。
今回の発言はそのファンを邪魔に思っているように受け取れます。
それはおそらく間違いないでしょう。(すこしくらいはね)
しかし逆に考えてみればどうでしょうか、
これまでのアイドル部は
大きくしてくれるファンが必要だった
しかし現在になって
そういったファンがいなくても
アイドル部は活躍できるようになった
これは喜ばしいことじゃないでしょうか。
これからも応援は続けられますし。
それぞれ移りゆく立場
今回の事例はVtuber文化においても「アイドル」的な消費、
そして人気商売であることによって起こったものだと思います。
ばあちゃる氏の無自覚、
神楽めあさんの無自覚、
そしてファンの無自覚。
自分たちの見つめなおす機会がきっと来ているんじゃないでしょうか。
これからのアイドル部を応援し続ける上で、
みなが余裕を持ってVtuber文化に向かっていけるといいですね。
まとめ
神楽めあとコラボということは
手○キまでなら下ネタOK
ということですよね！！？？
神楽つながりですずすずの
「図書委員でアイドルな姉の手○キがドSすぎる！」
なバイノーラル待ってます！！！！！！！！！！！
