【就活生向け】内定なし夫の行き先どちら?「とりあえずIT/エンジニア」で知っておきたい基礎知識!
皆さんお世話になってます!
絶賛研修中の内定なし夫です!
さて今回は
就活の知識に合わせて
内定なし夫がどんな会社に就職したか
をお伝えしたいと思います
記事を書く内定なし夫は
1年間就活を続け
100社中2社しか内定が出なかった男
です。
だからこそわかる!
「予備の内定先」の重要さ
「第一志望以外はとりあえずIT」の気持ち
そんな方にこそ是非読んでほしいです!!!
こんな人におすすめ
就活の滑り止めになんとなくITを志望している
文系未経験でエンジニアについてまったく知らない
内定なし夫みたいになりたくない
知識がなかったら
同じITだけど全然やりたいことと違う
なんてことになりかねないかも?
IT業界について
さて、まずは軽くIT業界について把握しておきましょう。
簡潔にいえば
IT業界と一口に言ってもすごく幅広い
です。
この記事でも大まかに捉えておきますので
業界研究の足がかりにしてください!
(1)「IT」ってなに?
さて、みなさん「IT」がなんの略か知っていますか?
そうです、「Information Technology」
「情報技術」です。
(内定なし夫は一度恥をかきました)
さて、情報技術ですが簡単に言えば
コンピュータやデータ通信、ネットワークなどを用いる技術
のことです。
IT業界というのはその情報技術を扱う業種
を指すわけですね。
え?「そんなこと知ってる」って?
じゃあもう少し深堀してみましょう!
(2)「IT業界」はすごい大きい!
さて、では「IT業界」にはどんな種類があるでしょう?
聞き方を変えてみると
「IT業界はどんなものに関わっているでしょう」
こたえは簡単、めめっちゃくちゃちゃ色々!!
Webサイトやシステム
Twitter、LINEなどのアプリ
自動車や、搭載されているカーナビ
クレジットカード
物流(配送の処理や把握、AmazonのようなECサイト含む)
ゲーム(ハード、ソフト)
農業(気温によって撒く水の量を変える)
医療
AIやビックデータなどの最新技術
最近ではIoT(Internet of Things:モノのインターネット)
といわれる「これまで関係なかったものがITによってつながる」
などの事例も多いです。(介護、電化製品のチェック、ペットの管理)
この幅広さから「IT」の代わりに
「ICT(Information and Comunnication Technology)」
「情報通信技術」といったことばが使われていたりもします。
まだまだ挙げきらないくらいにITはあります。
みなさんはどのくらい挙げられたでしょうか?
とにかく、現代において
ITはあらゆる場面で要されています!
(3)Web?システム?行きたいところを探すために知っておく業界の種類
さて、そんなに幅広いIT業界ですが
一応4~5つの区分に分けられて考えられているみたいです。
- インターネット/Web
ECサイトや動画サイトなどのWebサイト制作、インターネット広告、SNSの運営など
インターネットを用いたサービスに携わる業界です。
主な職種……Webデザイナー、Webディレクター、マーケター、エンジニアなど
- ソフトウェア
パソコンの中で動いてくれるソフトを開発することが主なお仕事。
この中から大まかに分けると
何か課題があって、それ用のソフトを開発する「取引先に提出」
市販など、幅広い人が使えるソフトを開発する「市場に提出」
のような種類があります。
主な職種……プログラマ、システムエンジニア(SE)、アプリエンジニア
主な企業……マイクロソフト(OS)、トレンドマイクロ(ウイルスバスター)
- ハードウェア
パソコンやスマホそのものを作ってくれる業界、
本体に組み込むシステムも開発しています。
主な職種……ハードウェアエンジニア(電気電子、機械)、組み込みエンジニア
- 通信(インフラ)
通信インフラとは電話回線やネット回線、スマートフォンなどに携わる業界です。
昨今では5Gなどが話題。IT業界の土台、そして成長を支える業界ですね。
主な職種……セールスエンジニア(営業×エンジニア)、ネットワークエンジニア
主な企業……NTT、ソフトバンク
- 情報処理サービス
おそらくIT業界で占める割合が最も大きい業界。
顧客の企業が抱える悩みに、ITの力で応える。
システムの企画開発に加え、運用や保守も業務内容に入ります。
金融の管理、物流の管理、官公庁などの顧客がメイン。
「SIer」「SES」といった分かれ方もする。
主な企業……NTTデータ
(※ 情報処理サービス業界での元請企業は少ないと思います。
2次請け3次請けの、中小企業がメインです。)
ITエンジニアについて
ITエンジニアの仕事!
業界について簡単に見たところで、エンジニアのお仕事を考えましょう。
ITエンジニアのお仕事ですが、
業界の幅広さからと合わせて、お仕事も多いです。
その全てを1人でできるようになる!
なんていうことはほぼ不可能です。
なのでエンジニアのお仕事自体にも種類があります。
その種類は携わる作業工程、業務内容で分かれます。
IT業界の作業工程はこんな感じ
要件定義……システムで「なにがしたいか」を考える
↓
外部設計・内部設計……システムを「どんな風にしたいか」を考える
↓
製造・テスト……設計や要望に従ってシステムを実際に製作する
↓
導入……システムが使えるようにします。システムが動く環境づくり
↓
保守・運用……運用されているシステムをチェック、問題の対処をする
ITエンジニアの種類!
エンジニアの種類を内定なし夫流に分けると3つくらいと思います。
- システムエンジニア(SE)
就活生で一番耳にすることばは「SE」だと思います。
さて、そのSEはどんなお仕事をしているのでしょうか?
SEのお仕事は主にシステムの開発です。
顧客のニーズに合わせた企画や設計も行います。
まさにイメージのエンジニアですね。
お仕事の規模が大きくなると
まとめる役割のリーダーが必要です。
そのポジション(プロジェクトマネージャー)がキャリアアップだったりします。
ちなみに、このSEになる前に
システム製作のみに注力する
プログラマという職種があります。
内定なし夫もとりあえずはプログラマからスタートします。
- インフラエンジニア
インフラエンジニアは
作られたシステムが動くように
ネットワークやサーバーといった環境づくりをします。
(ソフトウェアとは別のものをつくります。)
システムを現場に導入してみたり
運用のサポートも業務内容に入ってきます。
- オペレーション
導入されたシステムがちゃんと動いているか
をチェックします。
また、問題が起こった際には
解決に向けてのメンテナンスやサポートを行います。
(開発からは遠い職種ですね)
先ほど挙げた工程に各職種を当てはめると
要件定義・設計→システムエンジニア
導入→インフラエンジニア
保守・運用→オペレーション
みたいな感じだと思われます!
「SIer」と「SES」
さて、ここからは
IT業界で高い割合を占め
内定なし夫が進んだ業界であり
就活生の多くが進むであろう業界である。
情報処理サービスの業界について
なかでもIT業界を探っている耳にするだろう
「SIer」と「SES」について説明したいと思います!
共通点:自社のための開発ではない
端的にいって情報処理サービス業界は
「自社に向けた特定のものを開発する」ではないことと思います。
ソフトウェア業界やハードウェア業界などとは
開発ではありますし、エンジニア職ではありますが
「多数(市場)」にサービスや商品を提供するソフト/ハード
に対し
「取引先」に技術力や労働力を提供する情報処理サービス
かと思われます。
その情報処理サービス業界のなかでも分かれるのが
「SIer」と「SES」です。
SIerって?
SIerというのは主にシステムの受託開発。
顧客が困っていることや悩みに対して、
「うちで解決しますよ!」として颯爽と現れる企業です。
顧客の課題などを聞いての
要件定義や開発
システムの実際の開発
保守・運用までやっちゃう!
(※ どこまでやるかは企業ごとに異なります。)
という企業さんですね。
お仕事を受ける際も
顧客から直接依頼される元請けとなることが多いと思われます。
同じく元請となる「ベンダー」と呼ばれる企業がありますが
ベンダーは顧客に合わせてシステム開発をするのではなく
ソフトウェアなどの販売、提供が中心になります。
SESって?
SESは顧客の依頼に対して
エンジニアとしての「技術」や「労働力」を提供する企業です。
顧客先で開発されているシステムなどに
1技術者として従事する形でのお仕事になります。
「うちで解決しますよ!」じゃなく
「一員として協力しますよ!」という感じですね。
どちらかというと
元請けというよりは、2次・3次請けとなります。
内定なし夫としては
経験するお仕事の量や種類は
SESの方が多いようなイメージです。
SESと派遣は違います。
SESのお仕事は実際に顧客の下で作業する
客先常駐といった形態でのお仕事が多いです。
そう聞いた内定なし夫は、
「それって派遣と何が違うの?」
と思いました。(みんな思いますよね?)
調べたところ、
SESと派遣は労働契約が異なるみたいです。
SESを行う「準委任契約」では
・労働力の提供、という時間単位で報酬がもらえる。
(完成や成果が報酬対象ではない)
・管轄は「常駐先ではなく所属している企業」
(常駐先の顧客側に業務の命令権はない)
派遣労働の「労働者派遣契約」では
・時間単位の報酬(SESと同じく)
・管轄が「顧客先」(SESと異なる)
(顧客側に業務の命令権がある)
極端な話をすると
「今日残業して」「休日出勤して」
といった内容の指示がある場合
「顧客が言ってきても従わなくていい」のがSES
「顧客が言ってきたら従う」のが派遣
になりますね。
(無知な我ながら極端な例です。)
まとめ
SIer→顧客の悩みや課題を自社の技術で解決する企業
SES→顧客のもとへ技術をもった労働力を提供する企業
※注意※
SIerは自社のみ、SESは客先常駐
と考えられることが多いですが
SIerでも保守・運用まで行う場合
客先常駐に似た形態をとることが多いと思われます。
総括
今回の記事について
さて、記事を通して
IT業界は種類があって幅広い
しかもエンジニアも種類があって幅広い
そのなかからも違いがあるよ
ということを簡単に説明しました。
調べればまだまだ知っておくといいことがたくさんあります
しんどいですね。
内定なし夫は
ろくに業界研究もしないで就活を進めていたので、
本当に終わり際まで就職先が決まりませんでした。
(内定が出たのは大学卒業後)
ただでさえコロナとかで就活が大変ななか
内定なし夫のような人間を増やさないべく
「予備の内定先」を早い段階で持っていてほしいです。
その予備の内定先も
知識が0のままテキトーに探したところでなく
業界研究などをした結果だと納得がいくと思います。
第一、予備に関わらず
IT業界を視野に入れる方は
今回の記事を足がかりに業界研究や企業研究をし
納得内定を目指して頑張ってください!
以上、内定なし夫でした!
注意事項
今回の記事は
内定2/100社の就活生だった人間の書いた記事です。
調べ物など精一杯行いましたが
足りない内容は勿論のこと
誤った情報や見解が記述されていることも考えられます。
「ここ違うんじゃない?」
などのお声がありましたら
是非コメントやTwitterのDMなどでお伝えください。
修正いたします。
(足りない内容は各自調べてください←)