【実体験】アニメ会社の面接で「ある言葉」を使ったらキレられました【業界研究/企業研究する理由】
皆さん、お久しぶりです!
内定なし夫です!!
新型コロナの影響などニュースも多いですが、
21卒の就活がスタートしてかなり経過しています。
Twitterでも、内定報告など散見されますね。
今回は内定なし夫みたいなNNTを生まないため
自堕落な就活生に向けて
「業界研究/企業研究をする理由」
について、内定なし夫の体験をもとに考えます。
アニメ業界を志望する方、そうでない方
下へGO!
業界研究/企業研究とやる理由
業界研究/企業研究とは
真っ先に言われる就活対策は
「働きたい企業の関わる業界などについて調べましょう」
ということです。
面接の練習などは2の次などですね。
「名前をよく聞くあの会社、何をしてるの?」
「行きたい業界のお仕事は?募集職種は?」
「営業って職種はどんなことをやるの?」
「どんな能力が求められるの?」
こうした
「行きたい企業や業界、職業について調査する」
ことが業界研究/企業研究になります。
なぜやらないといけないの?
ここで結論を言っておきます。
業界研究/企業研究はなんのためにするか?
答えは2つ、
「進路を決める手助けにする」
「具体的な就活(面接、ES)の対策をする」
です。
前者についてはまた記事を書くと思いますが、
自分の進路を決める上で情報を増やすことが目的です。
就活へのモチベーションのアップの側面もあります。
今回の記事は後者、
就活の対策についてです。
具体的に言うと
「企業や業界はどんな人材が好まれるか」
「面接やESはどんなものが通りやすいか」
というものです。
内定なし夫の体験を通して、
「業界研究/企業研究をしないとどうなるか」
を知っていただこうと思います。
内定なし夫の実体験
「ことば」で面接官が大激怒!?
先ほど、「業界研究と面接の対策は違う」
といいましたが、今回の記事では
内定なし夫が面接官に激怒されたこと
を例に扱いたいと思います!
内定なし夫は面接を、多分60社くらい受けましたが
アニメの制作会社の面接も多かったです。
今回取り上げる事例は
アニメ制作という同業種同職種を複数受けた上で起こりました。
「デジタル」
そのことばとは「デジタル」です。
皆さんもアニメの話をする際に聞くことが多くなったのではないでしょうか?
昨今のアニメ業界ですが
技術が進歩しています。
アニメーションの制作方法は
昔から紙とペンが主流ですね。
紙で書いた絵を「セル」とよばれる透明なシートに
転記、色も直接塗っていました。
しかし、コンピュータの普及で
パソコン上で映像が作れる(色を塗ったりできる)
ようになるとセルは利用する必要が無くなり
紙とペンを使わないで作業する人も増えました。
ペンタブやコンピュータなどのデジタル作業を扱う
現代のアニメ監督として有名ですね。
最近では3DCGの技術なども注目されています。
伊藤智彦監督の『ハローワールド』など
ほとんどが3DCGで制作されたアニメ作品もあります。
アニメに加え、ゲームのムービーなど
3DCGの活躍の場が増えてきていることで
現在では専門に扱うスタジオも増えてきています。
なぜ「デジタル」で怒られるのか
話を戻しましょう
ではなぜ内定なし夫が面接の際
「デジタル」ということばで面接官を怒らせてしまったのでしょうか?
答えは面接官さんのことばに表れていました。
その際のことばは
「最近はデジタルも多いけれど
うちはまだまだ手描きでやっているし
そこんとこはわかってもらいたいかな」
なにが面接官の気に障ったのか
お察しの方は鋭い。
アニメ業界において
「デジタル」ということばには複数の意味がある
みたいです。
1.アナログに対してのデジタル
これはもうことばの通りですね。
昔のアニメ制作において主流だったセル。
そういったものがPCのデジタル環境によって不要になってきている。
キャラの作画などは紙とペンで行うが
色付けや撮影などはパソコン上でできるようになっています。
まさに広義の意味でのデジタルです。
2.手描きだが、ペンタブなどで全てデータで行う手法
こちらは1.の延長線上
手描きではあるが紙とペンを使わない手法です。
最近では『名探偵コナン』などで知られる
「作業のフルデジタル化」を掲げるなど
製作現場の環境が変わってきているのは確かですね。
3.3DCG
はい、先ほども申し上げたとおり
現在のアニメやゲーム映像の制作では
3DCGの活躍が多く見られます。
キャラや動きを、手で描くのに対し
3DCGのモデルを動かして映像を制作する
面接官との食い違いがあった
そう
面接で内定なし夫は
主に2.の意味合いで「デジタル」のことばを使ったのですが
面接官が考える「デジタル」の意味は
主に3.の3DCGの意味合いだったんです!
その誤解を解けず、
お小言はいただいたが内定は貰えませんでした。
こうした複数の意味合いがあることばを扱う際は
「その企業ではどの意味合いで使われているのか」
を知っておくか
「誤解をスムーズに解けるように
それについての知識を充足させておく」
ことが大切になってきます。
まとめ
企業側と自分の認識をなるべく擦り合わせておく
就職活動をしていると
何回も聞くことばです。
ESや面接に臨むにあたって
そうしたことを意識することは求められるでしょう。
内定なし夫はそういった意識の欠如があり
あまりにもテキトーに就活をした結果
志望していたエンタメ業界に入れませんでした。
もしかすると、就職活動のなかで
専門的な話をする場面は少ないかもしれません。
しかし、アニメなど、業界自体が特殊(好きが理由になる)
だったりすると、話題に対応できたほうがいいですよね。
それに、「大丈夫だ」と思うだけで気が楽になったりもします。
自分が行きたい企業に入るためにも
業界研究や企業研究をしておきましょう!!
内定なし夫みたいにならないでね!!