20卒NNT(無い内定)ブログ

370日、100社以上受けて2社しか内定がなかった二浪私文のゆとり。そのワケ、発信します。現在ニート1年7か月(就職活動はじめます)。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています(と書いてありますが現状Amazonの商品を張った記事はない…はず…。)。

【体験談3つ】就活エージェントでは嘘に気をつけろ

 

 

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エージェントから一方的にされた話だけで企業を選ぼうとしていませんか?

 

それ、危険です。なぜならエージェントの話と現実には齟齬があることが多いためです。それについて私の体験談を3つほど書きます。「給与の額が異なっていた体験」「エージェントによって勤務地の情報が違う」「IT業界のキャリアアップについてテキトーなことを言われた体験」の3つです。

 

後者については、IT企業を志望している就活生なら一度は言われることがあるだろう話です。実際にエンジニアの現場で働いているので、職場で聞いたことを踏まえて書きます。

 

この記事がおすすめな人

@就活で、IT志望(エンジニア志望)である/みている

就活エージェントを利用している/利用予定である

@エージェントのいうことをほいほい聞いて就活している

 

 

 

エージェントはあくまで仲介業者

 

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「優良企業に入りたい」「選考を楽に進めたい」「なんとか内定がほしい」と考えている就活生

「優秀な人材がほしい」「人手不足だし応募も来ないからなんとかして新入社員がほしい」と考えている企業

就活エージェントはそれらの企業と就活生をマッチングさせることをお仕事にしています。

 

そして、エージェントとの力関係は主に企業側優位にあると考えてよいでしょう。私の勤めている会社にもエージェントから「求人を出す予定はないか」などの営業電話がかかってくることがありました。

優良大手だったりはエージェントなんか利用しなくても人は集まります。人手不足の解消だったりを目指す企業からしたら人材を送ってこないエージェントは不要なわけです。

 

なのでエージェントは、企業からもらう情報をそのまま就活生に伝えたり、就活生にその企業の選考を受けたくなるように誘導するための話をします。

 

結果生じてしまうのが聞いていた話と違う、という就活生の損なんですね。

 

 

 

 

 

給与の額が話と違う

 

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こちらの話は以前の記事でもしたのですが、エージェントで見せられた/伝えられた求人と、実際に受けた説明会での文言が違ったという話です。

 

エージェントの話では「給与:20万円」でしたが、説明会に行くと「給与18万円+一人暮らしの人のみ家賃手当て2万円(実家暮らしではもらえない)」というお話でした。

 

企業側からエージェントへ渡されていた情報がそうしていたのか、エージェント側が問題なしと編集して伝えてきたのかは判断つきませんが、私はそれで不信感を抱いて違うエージェントの利用を始めました。

 

 

 

 

 

エージェントによって勤務地の情報が違う

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私は合計で3社の就活エージェントにお話を伺いました。その際に、同じ求人を別々のエージェントから紹介されるということもありました。同じ会社の求人なんだから、同じ情報/お話を受けるはず、と思いましたが実際は違いました。そのときは勤務地についてです

 

私は神奈川/東京で仕事ができる企業を探していましたが、その求人ではそれ以外の勤務地も書かれていました。その際に各エージェントから聞いた話だと

エージェントA「勤務地に他県が書かれているが、転勤もほとんどなくまず希望勤務地(神奈川/東京)で働けます

エージェントB「この求人は神奈川/東京で勤務するのは少ない、半分以上は他県での勤務になる

とのことでした。

 

勿論その求人は受けませんでしたが、エージェント毎に話の内容が違っている理由はわからずじまいです。

就活生に求人を受けさせるために嘘の情報を伝えた?

他のエージェントを切らせ、就活生を抱えるために嘘の情報を伝えた?

エージェント毎に自分たちが送り出した学生をもとにした話をしていた(A社からの学生は希望勤務地、B社からの学生はほぼ他県)?

真相はわかりませんが、自分にメリットのない話はなるべく避けたほうが吉ですね。

 

 

 

 

 

「ITのキャリアアップには"引き抜き"がある」

 

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これについては実際にITに就職するまでわからなかった話です。

エージェントが紹介する求人にもIT企業、それもSES事業に関する求人が多いです。「自社開発が売り!」とかいっている企業でも実際に入ってみれば開発やってるのは小規模な一部分であとの人員は大体SESみたいな企業もあります。(弊社もそう)

 

SES事業の求人を就活生に紹介する際、エージェントがときどき話すのは「エンジニアのキャリアアップには引き抜きがある」ということです。引き抜きというのはSESで派遣されている先でスカウトを受けて、その企業に入って給料待遇キャリアアップ!なんていうお話です。派遣先なんていうのは仕事を生む側なんだから良いに決まってますよね。

 

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嘘です。ITエンジニア(SES)の引き抜きなんていう話はほぼありません。もしあったとしても大きなトラブルにつながる可能性が高いです。

 

理由は、SES事業にとって商品は技術やエンジニアそのものだからです。

事業主は入社してきた新卒を、研修や業務を通じてレベルアップさせ、一人前のエンジニアに育ててようやく利益があがるというのに、「ちょっと多めに給料あげるよ」で商品ごと持っていかれてはそれまでにかけたお金や時間分損をしてしまうんです。

そのため、IT業界(特にSES事業)については引き抜きはご法度とされているらしく、私がいっている現場でも賠償金などのトラブルになったことがあるそうです。

 

しかし、SES界隈の不文律なんて使う側からしたらとくに気にすることでもありません。認識がないため「うでがいいね、うち来ない?」くらいの気軽な感じで引き抜きに誘ってくるケースがあるそうです。

 

そんなことを小耳に挟んだエージェントが気軽に就活生に話すのかもしれませんが、就活生はそれに期待するのは大変よろしくないです。IT志望の就活生はそんな上手い話に要注意ですね。

 

 

 

 

 

まとめ

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さて、今回の記事では

「給与の額がエージェントと企業で違っていた」

「勤務地の情報がエージェントごとに違っていた」

「エージェントの話と実際の業界内では認識が違っていた」

という体験について書いてみました。

 

エージェント自体は、ESの添削、企業探し、選考の優遇など就活を優位に進めることができるものだと思います。しかし、彼らの話を安易に鵜呑みにしたりせず、自分で調べてみたりしたほうがよいでしょう。

 

あと、自分の行きたい企業を本命にしてそこに全力を注ぎましょう。

でないと私みたいになってしまいます。

 

以上でした。