【一次・二次】他の就活生に差をつける面接術
就活お疲れ様です、
あるいはこれから頑張る方は頑張ってください。
少しでも就活生の力になれるように
実際に意識して効果があった面接術について書いていきます。
結論、それを支える意識、そして具体的に何をするか
の順で書きますので好きなところを読んでください。
この記事はこんな人におすすめ
@1次、2次の面接突破率が低い
@面接対策なんてやってなかった
@面接?俺は凄いやつだから大丈夫でしょ
@ぶっつけ本番で行こうとしている
@内定なし夫(NNTの人)
結論
有利な面接術をひとことで表すと
「マイナスにならない面接術」です。
就活は加点方式ですか?減点方式ですか?
こたえは両方、あるいはやや減点よりです。
そして厄介なのが、プラスはマイナスに影響せずマイナスはプラスに影響すること。
貴方に魅力があっても、減点を受けていると相手に伝わらず損をする可能性が高いです。
なのでどれだけ減点を減らせるかの面接、できればややプラスを積み重ねる面接術が突破のコツになります。
内定なし夫は面接60社以上落ちました。
落ちまくっている当初は「あー部活もバイトも勉強も遊びも起業とかボランティアもしてないし、面接で話せること無いからだよなあ」なんて考えていましたがこれはアホです。
実際今回のような意識をする前後では面接でのウケ、特に1次、2次の突破率が変わりました。
周りと差がつく考え方
企業からしたら就活生にそんなに差は無い
企業からしたら就活生なんかほとんど同じで「○○をしていた方が有利」なんていうことは大概ありません。
ボランティア、企業、部活で全国など、そういった話はそれ単体で評価されません。
あくまでも「その人がどんな人なのか」の印象を補填する役割だけです。
「就活で話すためにボランティアに行った」これはアホです。
なぜなら企業がほしいのはボランティアをしてくれる人じゃなくて社員にしたい人だから。
常日頃からやってるならまだしも、とってつけたボランティアの話で人柄が見えなくなってしまったら評価されづらいです。
特別なエピソードやお話は要りません。
普段の生活や心がけ、趣味など貴方自身が見える/話せることを話しましょう。
そうした話題は
リラックスもでき、
普段の自分についての質問がくるので返答もやりやすいです。
それだけで「最低限コミュニケーションは取れる子」の評価になります。
自己PRや志望動機は大事じゃない
危険な就活生の特徴としてESや面接最初の自己PRや志望動機に悩むことが挙げられます。
他の就活生と比べて自分をよく見せようと思ってしまいます。
「こんなことを言ったほうがウケが良いんじゃないか」
「なにか特別なことをいわないと/目立たないと」
そんなことを考えながらできあがるのはとても長い自己PRや志望動機
無駄です、というよりそれを出すのは面接中でも後半です。
面接官に「手短に/短めで」などの前置きがされるように、自己PRや志望動機はあくまで面接でみる前の上っ面の部分。
重要なのはその後の深堀りですので、自己PRや志望動機を気にしすぎるのはやめましょう。
業界研究と企業研究は違う
業界研究、企業研究をしなさい。と就活では耳にたこができるほどでしょう。
しかし就活生の何割かが陥るのは、なにをやればいいのかわからないという状態です。その状態から抜け出して就活に活かせか否かを左右するのは、それぞれの違いをわかっているかどうかです。
業界研究はどんな仕事があるのか?世の中における業界の立場や状況は?といった、ひとつの企業に注目しすぎない、広い視野をもった知識です。ひとことで言ってしまえば、その分野での教養です。
企業研究はどういった商品を扱っているのか?企業理念や世間にどうアプローチしているか、同業他社とどう違うと考えられるか、雇用体系はどんな感じか、など企業への就活に集中しながら自分とのギャップを減らすための作業です。好きな人の好みを知るとか、調査や把握ですね。
それぞれを意識していると、自分は一体なにを調べれば良いのかがわかってくると思います、そして理解は必ず就活に活きてきます。
就活生たちが一番おろそかにする場所であり、そのときの痛手は大きい部分です。
内定なし夫は就活終盤になるまでろくにやらず、そのお返しは面接で困るなどの形で必ず受けていました
内定に近づく面接術
さてメインディッシュです。具体的な面接術を書きたいと思います。
先に書いた意識の項目と被ることも多いので、思い出しながら読んでください。
数字や規模感、エピソードトークは具体的に話す
ここの意識づけをしている就活生は少ないかもしれません。
ひとことでいえば「5W1Hをこころがける」です。
面接やESでは「たくさん」だったり「短い時間で」など、曖昧な表現を減らしましょう。
「大勢の前でスピーチをした」→「○○人の前でスピーチをした」
「短い期間でイベントをやった」→「2ヶ月でイベントの企画から実施までをした」
「ゼミ長/部長をやった」→「○人規模の組織で、どのような仕事をしたか」
などですね。
面接官も「大勢の前というのは何人くらいですか?」などの質問をしようなんて思う必要も無いためトークを聞いてくれるでしょう。
+αで最終面接にも通じることですが志望動機などは「あなた自身が話せること」を含めて話せると素敵ですね。「アニメが好きで」→「どのくらい好きなのか」「好きゆえの小話はあるか」などのことを入れられると志望動機としての質も上がります。
基準としてはその話を聞いて「どんなことをやったの?」「何人くらいだったの?」などの5W1Hな疑問が出ないように、ということを心がけましょう。
面接やESでは「いつ・誰が・どこで・何を・なぜ・どのように」をこころがけましょう。
あくまでも会話、相手に自分を深堀りさせる
面接はプレゼンのように思いますが、実は面接官と就活生の会話方式です。
やってはいけないことは「1から10まで話す自己紹介、PR、志望動機」
面接の空気も出来上がっていないから面接官の印象にも残りませんし、持ち弾全部撃ちつくしちゃうと面接の後半で聞かれる「それ他社でもできるよね?」なんて質問にこたえられなくなってしまいます
焦る気持ちはわかりますが相手との会話を上手い方向に運ぶようにしましょう。
ESに突っ込める場所がある、自己紹介では自分が質問してほしいところを話す(趣味を頑張ってました! 勉強/部活/遊び頑張りました!)
これに突っ込まない面接官はいません。
こちらから話題を出してそれについてお話しする感覚です。どんな小さなことでもいい
逆にその話題を提供できないと面接官が困ります。ESを眺める時間が長くなり、それだけで原点されかねません、加点を得るための時間が削れてしまいます
用意できるところは適度に用意する
これは面接術というより、面接にいく前の準備ですね。
この記事ではなんども出てきますが「面接は会話」で「志望動機などは重要ではない」です。
ですので面接の一番初め、自己紹介や志望動機などテンプレで済む場所はテンプレを作って行きましょう。話すペース(早口になりすぎない)などに気をつければ台本感も抜けます。
自己PRについては大層なお話でなく、素朴なものでも面接官の胃に優しいです。
特別な話を用意する必要はありませんから、気楽に準備してみましょう。
準備の際、自分で話してみて1~3分ほどの尺があればよいと思います。
(自己PRの場合は具体的な話も踏まえて2~5分程度)
補足とまとめ
今回紹介した面接術は
@数字や個人の体験を使って話は具体的に
@一方的にならず、面接官と会話をする
@テンプレなどで済む場所は用意しておいちゃう
でした。
これを意識づければ絶対通りますか?と聞かれても絶対なんてありません。
けれど就活で面接を60社以上してみてこれを意識する前後では明らかに一次、二次の突破率は上がりました(以前:40% 以後:80%くらいには変化していました)
一次・二次選考の面接は、これ以降の選考(役員などの前)へと送り出して良いかどうかという基礎的なところを重視される傾向がありますので、テンプレの準備や規模感ができているかなども心がけつつ、焦らず臨みましょう!
最終面接? 自分は最終ボロボロだから言えることはない。
以上、内定なし夫でした!