20卒NNT(無い内定)ブログ

370日、100社以上受けて2社しか内定がなかった二浪私文のゆとり。そのワケ、発信します。現在ニート1年7か月(就職活動はじめます)。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています(と書いてありますが現状Amazonの商品を張った記事はない…はず…。)。

夏過ぎて内定0だった男が、就活エージェントを使って思ったこと

 

 

f:id:naite_zero20:20200813203749p:plain

 

今回の記事は「就活エージェントを利用して思ったこと」ですよかったことと注意すべきことについて書いていきます。

夏を過ぎて、就職活動に不安を感じている方のなかには「食わず嫌いしていたが就活エージェントに行ってみるか」と思う方も増えていることと思います。私自身そのひとりだったため、実際の経験をもとにしたためます。

 

ちなみに内定なし夫がエージェントを用いた就活をしたところ

利用したエージェント:3社

エージェント経由の選考:8社くらい

内定:2社(内定なし夫の就活で獲得した全内定)

という結果でした。最後の項目とか泣ける。もっと就活頑張っとけ

 

 

 

こんな人におすすめ

・夏過ぎて内定0、なんでもいいから内定がほしい!

・就活エージェントって何するかわからない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よかったこと3つ

ESの添削、面接対策などが受けられる

f:id:naite_zero20:20200813205112j:plain

ES~2次面接くらいまでで悩んでいる方はこれが利点です。

大体のエージェントでは面談に自分で書いたESを見せる機会があります。その際にESに書く自己PRや志望動機欄を添削してもらえます。ことばづかいはもちろん、自己PRの具体性を出すにはどうするかなどまで相談ができます。

私のときは自己PRに入れる要素が多かったためエピソードの削る場所を決めたりの相談ができました。

 

ESだけでなく、面接でも自己紹介志望動機を文字に起こしたものを見てもらったり、どのようなことが聞かれるか、その対策などがあったり。面接のなかでも浅いところの対策はできます。

私はやりませんでしたが、面接直前に時間がとれれば模擬面接みたいなこともできるみたいです。また、エージェント経由で応募した企業は、面接での印象など選考のフィードバックが得られたりもしますね。 

 

 

 

 

 

選考のステップが優遇された

エージェント経由で就活をしていると選考の序盤(ESや1次面接、筆記試験)の免除を受けられる選考を紹介してもらえることがあります。いきなり筆記試験、いきなり2次面接・役員面接、みたいな感じですね。私も何社か利用しました。そのうちの1社は以下の流れ

 

f:id:naite_zero20:20200813205147j:plain


 

本来の選考フロー

説明会→ES→1次面接→筆記試験・最終面接

エージェント経由で優遇を受けた場合(内定なし夫)

説明会筆記試験・最終面接

 

上の企業では説明会参加者の半分(7/13人くらい)が優遇を受けていました。夏以降で内定0だったり、切羽詰った就活生が結構参加する枠ではあります。

しかし、採用人数の多さだったり、エージェントとずぶずぶだったり、就活生からの応募がぜんぜんなかったり、と色々な理由があって選考のステップが飛ばせてることは念頭においておきましょう。この企業はSESだったりでそもそも採用する人数が100人くらいと多かったです、そりゃ枠作れるわ。

 

滑り止め感覚の企業では利用したほうが確実に得なので狙っていきたいですね。

 

 

 

 

 

相談することで新たな発見があったり励まされる

前提として、友人や仲間だったりと話したほうが励まされますし、大学内の就職課に通ったり相談してもエージェントと同じくらい有益な情報が得られます。就職課でもES添削や面接対策は受けられますし、なにより書籍類が置いてあったりで就活生が能動的に企業の情報などを調べられたりできます。

 

f:id:naite_zero20:20200813205602j:plain

しかし、大学4年の就活は、講義が週に1回しかなかったりなど孤独になりやすいです。ましてや夏を過ぎて内定0というちょっと失敗しているのでは?と感じていると、仲間や大学の人を遠ざけてしまう場合があります。

そんなときはエージェントに相談しましょう、就活以外関わりませんから。

加えてエージェントは就活生の話を聞き慣れていますから、就職活動に関する相談や不安の話し相手としても励まされたり、独りで抱え込まない安心感が出てきます。志望動機を深堀りするコツなどのアドバイスも聞けて一石二鳥かもしれません。

 

私のように「就活の相談とかをするのが恥ずかしい」とか「夏過ぎて今更就職課に行っても……」なんてバカなこと思う人にはエージェントはおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

注意点

f:id:naite_zero20:20200520010325j:plain

求人紹介はたよりにするな

上のよかったことを見て違和感を持った方は洞察力がありますね。そう、よかった点に求人を紹介してもらえることは挙げていません

実際のところ、選考数は少ないかもしれませんが紹介された数は複数社の被りを覗いてももっと多いです。先に書いたとおり私が就活で得た内定2社はどちらもエージェント経由でした。

 

しかし、エージェントも商売。就職先がほしい就活生と新入社員を入れたい企業。双方と契約、橋渡し役をすることによって利益を上げるのがエージェント業です。

エージェントさんたちが求めるのはそこ経由でどれだけ採用につながったかであって、就活生が心から入りたい企業に行くことではないんですね。

 

f:id:naite_zero20:20200727230517j:plain

 

つまるところ夏以降のエージェントは妥協点案内所です。

 

確かに就活生のために色々やってはくれますが、そもそも夏以降は求人も残ってません。あなたが「こんな風な求人がいい」という希望があっても、エージェントの手持ちにはがっちりハマる求人がないことの方が多い。「あの大手企業の補欠枠が!?」みたいなこと書いてあっても大体ないです。

 

妥協点な企業を探す分にはよいが、本当に行きたい!と思う場所への出会いを期待して赴く場所ではありません。エージェントを使いながら、自分で就活先を探すのがよいでしょう。

 

 

 

 

 

エージェントの言うことを鵜呑みにするな

私は夏以降に3社のエージェントを使っていました。

エージェントに出されてる求人なんて似たり寄ったりですから、同じ求人を紹介される場合もあります。しかし、私の場合驚いたのが、渡された資料や話の内容が異なっていたことがあった件です。

 

 

 

たとえば

・給与の表記が違う

エージェントA「基本給20万円」

エージェントB「基本給18万円+住宅手当2万円(一人暮らし以外もらえない)」

住宅手当は勿論ですが、基本給は賞与(ボーナス)にも関わってくるためきちんと表記されているほうが嬉しいですよね。教えてもらえない場合もあるんです。

 

・勤務地が違う

エージェントA「ほとんど都内」

エージェントB「毎年半分以上が地方」

都内~近郊を条件として就活をしているのに、実は地方!なんていうのは就活ギャップの代表例ですね。このあたりは普段の就活での調査も気をつけたいですね。 

 

f:id:naite_zero20:20191018162454p:plain

 

ただの勘違いなのか、企業がそれぞれ異なった内容で求人を出しているのか、エージェントが内容をはぐらかしているのか、もしそうであればどちらが嘘の内容を話しているのか、などは私にはわかりません。

エージェント毎に違うことを話される場合もあれば、同じエージェントでも担当者ごとに違う内容を教えられたりということもあったので、自分での調査だったり情報の吟味は大切ですね。

就活エージェントとはいえ担当する就活生や、もっている求人だったりをすべて把握することは難しいでしょう。自分の自主性を保つためにも、間違いを避けるためにも、エージェントの話を鵜呑みにせず対等に関わることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

f:id:naite_zero20:20200727230657j:plain

いいところ

ES添削や面接対策に選考のフィードバック、選考ステップ優遇、就活についての相談

 

注意するところ

求人紹介はアテにしない方が気落ちしなくて済む

エージェントの情報を鵜呑みにしない

 

以上が夏以降に就活エージェントを利用して感じたことです。

素直な話、大学の友人や就職課でことが足りることが大半。納得内定がほしいならばエージェントだけではなく、自分でも就活はしなきゃいけません

 

ただ、たよってみるのも一考の価値ありです。

ひとりでも多くの就活生に納得内定が訪れますように。